どうしたらカビが生えなくなるんだろうといつも思いますが残念ながらそれは無理な話なんですよね。
カビはどこからともなくやってきてお餅の表面に付く、というものでなく、今まさにあなたが吸っている空気の中にも微量は含まれているのです。
というと脅すようにも聞こえますが健康な人なら大丈夫です。
人間には抵抗力というものがあり常にカビにさらされていてもそれに打ち勝つ力があります。
しかし体が弱っているとカビの菌に負けてしまい皮膚の上でも菌が育っていきます。
カビには様々な種類がありその一つに水虫があります。
水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種です。
と、何やら専門的なお話になってしまいそうなのでここでいったん止めますね。
そういうわけでお餅にしても食べ物でも濡れた洗濯物でも水分がある状態で放置していればいずれカビが生えることになります。
昔はお餅に付いたカビは食べても安全と言われましたが最近の研究では危険だということが分かりました。
考えてみればそうなんですが、青カビが発生しているということは青カビ単独で発生していることは稀で、青カビ以外のわけのわからない菌も一緒に発生しているんですよね。
青カビを食べても死なないといいますが、サリンやフグの毒などと違い即効性がないからそういう風に言うわけです。
また、カビを食べてガンになった、という因果関係がはっきりしないので何とも言えません。
カビなど体に毒だと思われるものを摂取すると体内では肝臓にたまります。
肝臓は「沈黙の臓器」といわれるほどかなり悪化しないと悲鳴をあげません。(痛みが出たりすること)
肝臓が悪くなると肝障害、肝硬変、肝臓ガンなどにつながる恐れもあります。
まあ難しいことは考えずに『「なんだか気持が悪いなあ、食べるのはどうしようかなあ?」と迷ったら食べない』という母の言葉に習って私は見分けるようにしています。
だから、もったいないからカビの部分を取って食べるというのもありだと思いますが自己責任でお願いしますね^^